お久しぶりの更新になります
わりとこのブログ始めた初期の段階から僕の体調がメンタル的な意味で終わってるってことを公表していたと思います
いや~
マジでしんどい
どれくらいしんどいかというとピアノの音源にソーセージファットナーをマックスでかけたあとにCamel CrusherくらわしてTrash2のあとにOhmicideで全てを終わらせるくらいやばいです
何を言ってるかわからない人はもっと日頃から全トラックにディストーションをかけてプロジェクトファイルを全て破壊してください
特にOhmicideは発動した途端にこんな顔してくるのでモチベーションを落としたい人にはとてもおすすめなプラグインです
さてバカなこといってないで本題に入りますが、メンタル不調ってどうすれば快方するのか最近ずっと考えていました
当然通院して診察は行っているのですが、心の病というのはそれだけではなかなか回復するものではないかもなぁと僕のケースではそう感じています
なのでとりあえず今回は自分が好きな音楽を聴けばリラックスして気分だけでも良くなるのでは?という安直な考えを試してみました
音楽を聴くといっても自分が普段聴く曲ではない
ここが今回のポイントで、精神状態が普段より全然普通じゃないわけですから元気なときに聴いてる曲を今聴いたところで仕方がありません
www.youtube.com例えばEDMをよく聴く人なら知らない人はいないと言っても過言ではないMartin Garrix のAnimalsですが今の僕が聴いたらドロップ前のビルドアップのところで逆どんどんメンタルが死の淵へと向かっていきます
しかも元気なときにもあんまりこの手の曲は聴かない僕が聴くんだからなおさらです
そんなときはコレです↓
▲A▲ – Small Room House
迫真のビルドアップから繰りだされるこの絶妙に気のぬけるドロップ
これは実にいいですね
一気に肩の力が抜けるのでリラックス効果が望めそうです
さらに再生数が19万以上なのもなんだかじわじわくるものがあります
こういったネタに走った作品というのは僕自身はあまりつくったりしないのでほっこりします
Ennio Morricone – The Ecstasy of Gold – theremin & voice
www.youtube.comさてこちらの曲ですが皆さんこの女性がどうやって音を奏でているのかわかりますか?
この楽器はテルミンと呼ばれる電子楽器で中央の箱のようなものから出ているアンテナに対して左手で音量、右手で音のピッチを操作しているのです
一切楽器そのものに触れずに音を奏でているのでまるで魔法のように感じますよね
楽器の原理を記述するとなると今回の記事からは脱線してしまいますので割愛させていただきますが、こういった魔法をみているような音楽というのも非日常的で楽しいのではないかと思います
ちなみにこのテルミンという楽器の歴史はシンセサイザーよりも古く、楽器の誕生自体は1920年までさかのぼります
この楽器を含め電子楽器の歴史とか仕組みとかに興味があるかたは以下の書籍が面白いと思います
特に電子音学をつくってるかたは読み物としていいんじゃないかと読んでて感じました
結論 : 調べている時間も含め面白かった
僕は音楽が好きで普段いろんな音楽を聴きますが、それでも探せばまだまだ自分が出会ってない面白い作品がたくさんあるんだなぁと思い、調べてる時間、聴いてる時間、そしてこの記事を書いてる時間を含め嫌な感情が襲ってくることはありませんでした
僕は自身がたまたま曲をつくっている身なので音楽についての記事になってしまいますが、音楽には興味がない人は別に全然違うコンテンツをおっていければいいんじゃないかと思います
アニメや漫画、映画、スポーツなどなど…
精神的に不安定な状態にあるときはとにかくストレスの排除と休養が最優先事項だと思っています
今生きている自分の世界が辛くて苦しいものだらけなら違う媒体を通して面白い世界に逃避してしまっていいんです
そして世界の広さを感じるのがいいと思います
この結論は記事を書いてる今至りました
自分の生きている世界が苦しいことだらけだと、この世には地獄しかないと感じてしまいますがこんな音楽ひとつ切り取っただけでも世界は面白いことをやってる人がたくさんいるという事実を知ることができます
今日僕はその事実を知ったことで物凄く視野が狭く暗黒に映っていた世界が一瞬だけでも晴れたのかなと感じました
今後はその”一瞬”を少しずつ増やしていくことで自分で自分をよくしていけるよう頑張ろうと思います
寛解したらどんな景色がみえるのかはわかりませんが、その景色がみれたときこの記事を書いてよかったなと言える日がくることを自分で勝手に楽しみにしています
ときどき他にどんな方法を試してみたかまた記事にしたいと思いますので暇だったら読んでみてください