なんだか自分が目標とする曲はもっと音に広がりがある気がするけど、どういった処理をしているのかがわからない…。
そんなことを思ったことはないでしょうか?
この記事では専門的な知識はさておき、簡単に音を広げられるプラグインを2つ紹介します。
どちらも操作が非常に簡単かつ効果が高いプラグインとなってますので、ぜひ試してもらえればと思います。
WIDER
https://polyversemusic.com/products/wider/
ひとつ目はフリープラグインのWIDERです。
このプラグインのいいところはドラックするだけで派手に音の広がりを実現することができるところです。
どれだけかけるかを0%~200%の範囲で決めることができます。
専門知識はまったく必要なく、広げたい音に対して挿して適当にドラックするだけ。
いろんなボタンやツマミもなく、マジでドラックするだけなので作業の時短にもめっちゃ便利です。
以下はシンセ音に対しての使用前、使用後の比較音源です。
※ヘッドホン、イヤホン推奨
WIDER使用前
WIDER使用後(100%)
デメリットとしてはパーセンテージを大きくしすぎると原音が崩れること。
最大200%まで広げられますが、50%くらいでもだいぶ広がるイメージがあります。
さらにこいつはボーカルとかのモノラルで録音された音もステレオみたいに広げられるというチート仕様。
なにより無料ですので導入して損することはないかと思います。
ダウンロードはこちらから↓
https://polyversemusic.com/products/wider/
Little MicroShift
2つ目はLittle MicroShiftです。
これはSoundtoysのMicroShiftというプラグインを購入することで無料でついてくるプラグインです。
MicroShiftもLittle MicroShift同じ音を広げるプラグインなのですが、Little MicroShiftはより簡易版といった感じでツマミとボタンの数がめちゃくちゃ少ないです。
本家のMicroShiftはこれよりツマミが3つ多いのですが、初心者の内はいろいろ操作するものが多いと返ってわかりにくくなってしまうため、僕はLittle MicroShiftをオススメします。
こいつもWIDER同様、操作が非常に簡単かつ大きく音を広げることができます。
操作としては1~3のボタンのいずれかを選択して、左のつまみでエフェクトと原音の混ざり具合を調節するだけです。
WETにするほどかかり具合が高くなり、DRYにするほど薄味になります。
選択するボタンによって音の広がりのキャラクターが変わります。
以下はシンセ音に対しての使用前、使用後の比較音源です。
※ヘッドホン、イヤホン推奨
Little MicroShift使用前
Little MicroShift使用後
Widerよりもパッキリと左右に広がる印象を受けます。
ボタンのタイプも選べるので、細かな調整も可能です。
やはりこちらも専門的な知識いらずの時短プラグインです。
価格は定価で19800円です。
やや値がはるので、ブラックフライデーなど大きく値引きが行われる時期に購入するのが吉です。
購入はこちらから↓
https://www.minet.jp/brand/soundtoys/microshift/
音を広げる効果は知識よりもまずは体感してみたほうがよい
というわけで今回は音を簡単に広げることができるプラグインを2種紹介しました。
音を広げる方法はこういったステレオイメージャー系のプラグインを使用するほかにもいくつか手段はあります。
しかしまずはこういった簡単に効果が得られるものを使って、音を広げることを体感として理解するほうが大事だと僕は思います。
どういった処理をしてるのかを知識として理解することも大事ではあります。
ただ曲をつくるというのはそれなりに時間のかかる作業なのでこういった時短プラグインを導入することはモチベーション維持にも大事だと思います。
チートプラグイン最高!!!