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作曲に疲れてきたら

作曲によって心が疲れる人へ

どこまでガチで作曲に取り組んでいるかによって大きく変わる問題ではありますが、それなりにガチでやろうとしてると自分の成長が感じられなくなったり他の凄い人の曲と比べたりして自信をなくしてしまうことはわりとこの世界では珍しくないことだと思います

場合によってはそれによって病んでしまったり、活動を辞めてしまう例もよく見てきました

僕も現在体調に支障が出て難しい状況になっていますのでそのことについていろいろ書いていこうと思います

作曲に追われすぎて体調をこわしました

現在僕は3つほど精神に起因する病気を患っています

1つに関してはだいぶ復調していますのでこうやってブログを書くということも可能になってます

 

僕はこれらの病と向き合い始めてもう5年目くらいになります

学生時代のある時いきなり発作で緊急搬送され、それ以降興奮作用のあるアルコールやカフェインは一切禁止となりました。

一番酷かったときは風呂の湯船の温度にも指定が入りました。

現在の状況に戻りますが、今はこれらの病の症状がフラッシュバック的に起こり一旦症状が出てくると作曲どころかもう寝込むことしかできなくなってしまいます。

僕は作曲が好き

僕は作曲が好きです

初めて自分のオリジナル曲を完成させたときは作品の拙さとは裏腹に心から喜んだのを今でも鮮明に覚えています

ただ最近は作る曲にも一定のクオリティを求められるようになり自分を無意識に追い込んでいました

そこに無我夢中で曲をつくっていた初期の自分の姿は存在せずどこか苦しささえ感じる表情で作業をしていました

さらにはそこまで自分を追い込んで作った作品が思った以上に厳しい評価を受け、自分が曲をつくることに何か意味があるのかと悩んだりもしていました

クオリティが求めらる世界に突入したということはある種自分の能力が認められているということの裏返しでもあるわけですがやはり僕は苦しかったんだと思います

完全なる自己満足の創作であろうがクライアントから依頼の曲であろうがこの”苦しさ”が一定の割合を超えるとそれは作品に出てくると僕は思ってます

勿論これは悪い意味でです

そうなると当然リスナーの評価も悪い評価で埋まりショックを受け、さらに頑張らなければと自分を追い込み苦しみ、苦しみの作品が生まれそのサイクルを繰り返します

そして最悪自身の健康状態を崩し曲をつくることそのものができなくなってしまいます

繰り返しますが僕は作曲が好きです

昔も今も

ただ今は少し苦しいのかもしれません

いつしかこのブログでも書いた記事の中に“人間は楽しんでいるときに一番の力を発揮する”と記した記憶があります

今それができなくなってしまっている僕はやはり少し休むべきなのでしょう

そして自分が心から楽しかったと思える曲をまたつくれるようにやっていきたいと思います

作曲で心が疲れてしまっている人へ

今まさにそうなっている僕がいうのもおかしな話ですが、完全に消耗しきっている精神状態でもっと頑張らなければといって身体にムチうってもろくな結果にはなりません

その状態が慢性化した先にあるのは本当に真っ暗な世界です

なので作曲に限ったことではないですが心の余裕というものは常にもっておける環境にあったほうが絶対いいです

これは完全に僕の体感的に思っていることなのでソースとかはないのですが、DTMをやっている人で心に闇を抱えている人は非常に多いと感じます

中でも作った作品に対して自分が思った以上によい感想がもらえず落ち込んでしまうというケースが特に多いという印象を受けます

そういう状態にある人たちに対する処方箋は曲の感想を言葉にしてあげることだと思います

これも以前別記事で書いたような気がしますが一番作曲した人がダメージを受ける瞬間とは作った作品に対する感想が“無”なときだと思います

批判的な意見が1つあったほうがまだマシです

何もないというのが一番やばいです

何故なら批判的意見があるということは少なくとも自分の曲を聴いてくれてる証拠があるわけですが何もないというのは何も聴かれてすらいない可能性があるからです

これはクリエイターにとって一番辛いことだと思います

なのでもしリスナーの方々でこの曲いいなって思う曲に出会ったとしたらそれを言語化して発信して欲しいというのが僕の願いです

あとは親しいクリエイター同士で互いの曲について意見をかわせる場があると非常に心にゆとりができると思います

今はオンラインコミュニケーションのとれるアプリとかもあるので物理的に距離が遠いクリエイター同士でも対話が可能なのでそういった環境を構築するのがとても大切になってくると思います

最後に : 休息時間はとても大事

僕は少し人生の休みをとりたいと思います

ブログ記事を書くことは僕にとって自分の考えを整理する場でもあるので引き続きやっていくつもりですが曲作りについては少し距離をとって楽しいと思える作業を少しずつ始めていきまた完全復活したいと思います

とにかく病気とも闘わなければならないのでやることは山のようにありますが、自分も含め全てのクリエイターが楽しく曲を作れる世界になるになることを心より願っております